謎解き情報
タイトル | 紅き月夜の天狗の宝 ーベンガラの町の不思議な伝説ー |
開催期間 | 2021年10月1日〜2023年3月31日 |
開催場所 | 岡山県高梁市成羽町吹屋地区 |
想定時間 | 6時間 |
キット | 2,000円 |
販売場所 | タカラッシュ公式サイト 麻田百貨店(現地のお店) |
難易度 | 中級以上 |
主催 | ANAホールディングス株式会社 |
共催 | ANAX株式会社 株式会社タカラッシュ |
協力団体 | 高梁市 一般社団法人高梁市観光協会吹屋支部 |
公式サイト | https://huntersvillage.jp/quest/ana-takahashi |
吹屋地区
日本遺産「ジャパンレッド」発祥の地 弁柄(ベンガラ)と銅の町
現地で目を引くのは石州瓦とベンガラ漆喰壁の赤い街並み
2022年4月21日に旧吹屋小学校が保存修理工事を終えて再公開。
謎解きストーリー
オッカナ ビックリ オカルティ! 「オカルト通信」の深貝妙太郎だ。
お元気だろうか。
かつての事件で世話になった君の推理力を見込んで、君にとある調査を依頼したい。岡山県は高梁市、山間に赤褐色の石州瓦とベンガラで彩色された格子で彩られた赤い家々が立ち並ぶ「吹屋地区」という場所をご存じだろうか。
かつて国内随一のベンガラの産地として、「ジャパンレッド」発祥の地ともなったここには、「ベンガラ天狗伝説」というものが存在するらしい。“その昔、月明かりの下、朱き町で天狗舞う”
こんな一節から始まる伝説だ。
その昔、夜になると、この朱き町で舞い踊る天狗がいたそうだ。
人々は、天狗の赤ら顔をベンガラ顔料になぞらえて“ベンガラ天狗”と呼び、町を見守る存在として、この天狗を崇めた。
ベンガラ天狗は時代と共に姿を消したが、今でもベンガラ天狗が遺した“宝”がこの地のどこかに眠っているという。この度、私の血と汗滲む調査の結果、このベンガラ天狗伝説に関する「手がかり」を発見できたのだ!
私はすでに、このベンガラ天狗に心惹かれてしまっている。
なんといっても、私の「オカルティック第六感」が疼くのだよ……。本当は、私自身の手で真実を突き止め、その“宝”とやらを見つけたいのだが、先の調査で本当に血と汗を滲ませてしまい(転んでケガをしたのだ!)、私は行くことができない。
だからこそ、君にこうして依頼をしているというわけだ。あっと驚く、オッカナビックリな調査報告を期待しているぞ?
ーーーーーーー以上メールの内容ーーーーーーー
あなたの元に届いたのは、オカルト動画配信者を名乗る男からのメール。
岡山県高梁市にある「吹屋」という町に伝わる“ベンガラ天狗”伝説を調べてほしい、という内容だった。ベンガラ天狗の正体とは? 隠された“宝”はどこにある?
謎を解いた先には、ベンガラに塗り隠された、思いがけない真実があった――
公式サイトより
謎解き感想
キットは現地で購入できますがインターネットでも購入できます。おすすめはインターネットで購入。理由は最初にWEBを使った謎解きがあるためです。公式サイトでもそのように書いてあります。最初の謎を解いておけば30分くらい短縮できる可能性があります。
キットはA5サイズでケースは縦長です。入場券等は含まれていません。冊子は薄いですが、中身は濃いです。その他の資料は非常によく作られています。資料は数が多ければいいわけじゃない、中身だと言いたそうな資料です。
タカラッシュのイメージはストーリーがしっかりしていますが、この謎解きもストーリーはかなりいいです。謎自体もしっかりと作られています。これほどの完成度、もっと多くの人に解いてもらいたいと思うほどです。
ただし、道中で困ることがあるかも知れません。これは作成者側と考え方が同じなら問題ありませんが、異なると苦労します。この辺については開催期間終了後にネタバレにならないように本音を書くつもりです。
注意点
吹屋地区は交通アクセスが悪いです。バスがありますが、日帰りで謎を解くには向いていません。日帰りの場合は車になります。車で行く場合、一部の道は細いので注意が必要です。
これから寒くなります。吹屋は街中と比べると一段と寒いです。寒さ対策は十分にしましょう。
日帰りで謎解きする場合は少しでも早く現地につきましょう。10時までには着けるように。冬は日が暮れるのが早いです。5時には吹屋を離れることをおすすめします。
これは2021年の冬至近くで謎解きした私の経験上のアドバイスです。
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